〈アンコール小児病院〉心臓手術を受けたニタちゃんのお話

2016年01月27日


イタリアの「ミッション・バンビーニ(Mission Bambini)」のボランティア心臓外科チームとアンコール小児病院の外科チームの共同による心臓手術を受けたニタちゃん(※)6歳のお話をご紹介します。

ニタちゃんの家は農家で、シェムリアップからおおよそ240キロメートルも離れたコンポンチャム州にあります。ニタちゃんの両親はお母さんが妊娠7ヶ月の時に、離婚をしています。

ニタちゃんは生後3ヶ月の時から、常に病気をしていました。お母さんは、ニタちゃんを治療のため診療所に連れて行ったところ、呼吸器感染症の咳とインフルエンザ、鼻水の症状があると診断されました。その数ヶ月後、お母さんはニタちゃんを村の別の診療所に連れていましたが、その時も同じ診断を受けました。

お母さんはニタちゃんが6歳になるまで、先天的な心臓病であると思っていませんでした。お母さんが気付いた時には、ニタちゃんは痩せて、弱々しく、呼吸が早く、体重も増えない状態でした。お母さんは、地元の別の病院に連れていくことを決心し、そこで医師は超音波検査を行いました。その結果、ニタちゃんは先天的な心臓病であることが判明し、医師らはニタちゃんをシェムリアップのアンコール小児病院に連れていくように勧めました。ニタちゃんは学校に通うことを止めなければならず、お母さんは子供の将来について非常に悲しみ、希望を失うように感じました。

そして、とある日、アンコール小児病院では、ニタちゃんが外来部門のミーティングに参加し、その翌日、手術室に移されていました。

ミッション・バンビーニの心臓外科チームとアンコール小児病院の心臓外科チームによって行われたニタちゃんの心臓手術は成功しました。ニタちゃんの大きな笑顔は、未来への希望を表しています。

ニタちゃんのお母さんは、ニタちゃんの命を救ってくれたミッション・バンビーニのチームとアンコール小児病院に深く感謝し、このように述べています。
「皆さんの支援がなければ、ニタは死んでいたかもしれません。ニタはもうすぐ学校に戻り、そのことを今、私はとても幸せに感じています。皆さんに心から感謝しています。」

※患者の名前は守秘義務の為、変更してあります。



カンボジア アンコール小児病院 web-news より



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