アンコール小児病院バーチャルツアー
アンコール小児病院は1999年の開院以来、日々進歩しています。
診療項目の充実とともに建物も増築され、開院当初は空き地の目立った1ヘクタールの敷地には、今ではたくさんの施設が並んでいます。アンコール小児病院の最新の姿をご紹介します。
アンコール小児病院の外来には多い日で、650人以上もの患者さんが訪れます。 キッチンでは毎日、午前と午後の2回、栄養専門の看護師が、バランスのとれた離乳食の作り方を指導しています。 外科部門では、これまで各国のボランティアチームが多数訪れて技術指導を行ってきた結果、2009年に初めてカンボジア人スタッフのみで心臓手術を行うことができました。手術室では毎月130件ほどの手術が行われています。 病院正門前にはいつも食べ物やおもちゃを売る屋台のお店が立ち並んでいます アンコール小児病院は開院当初より教育病院を目指し、人材育成を行っています。世界中からボランティアの専門家を招へいし、カンボジア人スタッフに、現地ニーズに対応した最新医療などを教育してきました。主に日本からの支援によって2003年にできた医療教育センターには、図書室、コンピューター室、会議室と複数の教室が備わっています。 2009年に、それまで別の場所にあったCBHEPのオフィスが病院内に入りました。 小児歯科と眼科の診療項目のある病院は市内には他になく、アンコール小児病院の特徴でもあります。 内科の入院病棟は、機能的なナースステーションを中心に26床のベッドを備え、毎月のべ200人ほどが入院しています。入院病棟で見られる主な症状は栄養失調、肺炎、結核、HIV/AIDS感染症、髄膜炎、腎疾患、外傷、雨期にはデング熱などです。 外来診察室ではプライバシーを考慮し、個別ブースに仕切られています。 入院患者に支給する野菜を栽培しています。また、畑の作り方を見てもらう事も教育の一貫です。 救急で運び込まれる患者は毎月400~600人。外傷や急性呼吸不全のケースが多く、医師や看護師は24時間態勢で対応しています。 病気やケガが治っても治療に長期を要し、健康指導の必要な患者用の入院施設です。 来院した患者の中には家庭でのフォローアップが必要な場合がたくさんあります。その患者の家庭を定期的に訪問し、診察を行っています。 ビジター用の見学施設。パネルやビデオ映像でアンコール小児病院の活動を紹介しており、ガラス張りの建物からは病院外などの様子を見ることができます。 母親が患者に付き添って来院すると、その兄弟も一緒にやってくることがほとんどです。
外来ではカンボジア保健省の推奨するIMCI(小児疾患統合管理システム)をとりいれたトリアージにより、看護師が事前に外来患者の重症度に優先順位をつけ、診察に当たっています。これにより重篤な患者に迅速に対応。効率的に診察しています。
外来患者には、保健省からの指示で登録料として1000リエル(約30円)、再診500リエルを設定してますが、現状では、払える人は半分程度です。入院代や手術代などは無料です。
また、隣接する食材庫では、必要に応じて、患者に粉ミルクや栄養素を補える食材を支給しています。
また、外科専門の病棟があり、手術前後の患者が毎月約60人ほど入院しています。
また、政府関連施設の医療従事者トレーニング(年間約700名)、看護学生の臨床実験(年間約350名)など、カンボジア全土から集まる研修生を受け入れ、質の高いプログラムを提供しています。その成果により、2005年、プノンペンの国立小児病院に次いで2番目に、教育病院としてカンボジア政府保健省から認可を受けました。
カンボジアでは歯の健康管理が一般的でないため、悪化して来院する患者が多く見受けられます。歯科の患者は毎月平均800人を超えています。
外来患者に見られる主な疾患は、上気道感染、耳鼻感染、下痢、赤痢、寄生虫による感染、外傷などで、雨期にはデング熱の患者が増加します。
写真・絵画などの展示ギャラリー、井津建郎の写真集など書籍やグッズを販売するギフトショップもあり、インフォメーションデスクではご寄付や献血の受付も行っています。
オープン時間は月~金8:00~18:00、土曜8:00~12:00。日曜とカンボジアの祝日はお休みです。
※予約なしで見学できますが、混雑する日もありますので、案内を希望される場合(日本語のわかるスタッフもおります)などは、事前に事務局までご連絡ください。
※フレンズ・センターは病院への寄付とは別に、支援者によって作られた施設です。
患者やそうした子どもたちのためにプレイルームやブランコ、すべり台などが設置されています。








